過去の展示

「続/アマツキツネ」高橋協子個展

2023年10月12日(木)~10月22日(日)
会期中休廊/16日(月)、17日(火)、18日(水)
13:00-19:00 最終日17:00
※10月21日(土)のみイベント開催のため16:00閉廊

続/アマツキツネ2023

茨城県笠間市で制作する高橋協子の蚕室で5回目の個展です。
作家の地元茨城県を中心にした伝承、民話を収集・研究し、その存在を陶人形として立ち上がらせています。
その優しく力強い姿に、私たちの記憶の中に眠る物語の原風景が呼び起こされ、過ぎ去った時間が足元に続いている!という期待と確信に胸が高鳴ることでしょう。
前個展と同じ「アマツキツネ」のタイトルは紹介文 ”天狗、天狐はそれは宇宙から来た流星、大いなるエネルギー” に感銘を受け、遠く宇宙をも含んだその作品空間を期待しご依頼しました。高橋協子のライフワークぜひご高覧ください。

【天ツ狐、アマツキツネとは】
日本が次々と天災に見舞われた不穏な時代、637年に雷鳴と共に現れた巨大な流星である。「大イナル星、東ヨリ西に流ル。~中略~是レ天狗(アマツキツネ)ナリ。」と日本書紀に書かれている。天狗、または天狐。これが初めて書物に示された「天狗」の記述である。それは宇宙から来た流星、大いなるエネルギーと言える。


高橋協子作品トークと民話アニメーション上映会
10月21日(土) 18:00~19:30(17:30受付)
「音楽劇ホントにあった天狗の話寅吉物語」全話上映

笠間市の愛宕山に伝わる天狗伝説を高橋協子の監修のもと音楽家でアニメーション作家の大柴拓さんが音楽劇に。2021年に第1話を上映、今回は2話、最終3話まで全話上映いたします。

1席:3,000円(税込)/ご予約制/場所: 西荻シネマ準備室(西荻のことビル)

※ご参加お申込みは蚕室WEBSSTOREから、お問合せはギャラリー蚕室まで
https://san-shitsu.stores.jp/items/64fac3bab5941f0029006a3b

●入場ご予約開始は2023/09/24 12:00 〜
★チケット等は発送されません決済完了メールを受付で提示していただくか、お名前とご住所をいただき受付で確認させていただきます。


<高橋 協子 プロフィール>
1970年 神奈川県茅ヶ崎市に生まれる。
1986年 神奈川県立弥栄東高校 歴史研究部にて縄文土器制作を始める。
1988年 武蔵野美術大学 短期大学部 工芸デザイン 木工専攻入学。 窯工研究会入部。
1990年 卒業後、薪を使った穴窯の勉強のため笠間の堤 綾子氏のもとで修業。3年間働く。
1993年~黒田 隆、矢崎 春美、外山 亜基雄、各氏に食器づくりの手ほどきをうける。
この間、今まで学んできたやきものとは相反する色絵の世界を知り大きく影響をうける。
1996年 笠間にて独立。
1998年 岩間町安居に築窯。
2002年 岩間町泉に移転。
2003年 廣野敏氏とともにつばめ窯開窯。
2008年 笠間市上郷に移転、築窯

<蚕室での個展>
2021年9月 「アマツキツネ」個展
2019年11月 -飛来- 白獣展
2017年3月 「白 獣」 個展
2015年11月「白狐尽し展」個展

2014年12月~2015年3月 白狐と妖怪の陶人形(グループ展)

2023-10-21 | Posted in 過去の展示Comments Closed