展示風景
ありがとうございました「椿と春の庭展」(終了しました)
2015年1月23日(金)~3月8日(日)
「椿と春の庭 展」無事に終了いたしました!
「椿」をテーマに植物の描写に優れ、それぞれ拘った素材や技法で表現を続ける5人の女性作家さんの企画展とさせていたいました。
昨年の同時期に大雪が2回あり、今年も何度かの降雪を予想していたのですが雨は多くても雪での悪天候はなく、2月という外出しずらい季節のなかたくさんのご来場を頂きました。ありがとうございました。
今回は、下駄のHARE-yaさん、簪や帯留めの騎西屋さん、そして染付けの器の林田さんなど「和」に寄った展示でしたので、お客さまにもお着物でのご来場が多かったです。
蚕室に来ていただくにあたり「椿」の帯などを選んでいただいたり、展示を装いからも共有していただいているのがとても嬉しいことでした。
そして「椿」というテーマそのものが予想以上に好評でした。
twitterのRTなどから「椿」のキーワードでご来廊いただいたり、facebookの画像を見てきていただいたりなど、積極的に情報に目を向けているお客さまの目につくことができました。
住宅地の西荻にもたくさんの椿の庭木が彩っていますが、見慣れた椿という花に、街の人たちがこんなにも心を寄せていたのかと、お客さまから教えていただきました。
身に着けるもの、空間を飾るもの、器として楽しむもの、それぞれちがった椿作品をお楽しみいただきありがとうございました。
多くの人に触れることで得られることの多さを感じます。
また作家さんと共に共有して、次の企画に生かしたいと思います。
ありがとうございました。
- 林田斗志代さんの染付の器。蚕室では初の染付作品でした。
- 林田さん「猫文様」が大変好評でした!またみなさんの猫自慢が聞けて楽しい時間でした
- 「西荻雛祭り」にあわせて制作頂いた猫のお雛様。背中が空いていて花器になります!
- 騎西屋さんご愛用のF様が素敵な着こなしでご来場いただきました。
- 騎西屋さんの椿の一点もの、銅の赤い色と緑青の緑が美しいバランス。
- こちらもシルバーの一点ものです。
- HARE-yaさんの椿柄の下駄。ろうけつ染めでの表現に皆さま興味をもっていただけました。
- 野原を歩くような「のはら」というタイトルの下駄。twitterでも多くのRTやお気に入りをいただきました。
- 下駄というピンポイントの表現・素材ですが、着物好きの皆さまがぐっと惹きつけられていました。
- 山崎葉さんの絵付けのガラス。表・裏と気を遣う絵付けです。
- お水を入れると、まるでガラスの中に椿がひろがっているようです。水を入れたり、光にすけたり、ガラスならではの楽しみ方です。
- ポピーの細かな毛一本一本も描写されています。
- 今回は赤い椿が人気でした。
- 杉山啓子さんの和紙にエッチングをした「プランツプラン」が展示空間を演出していただけました。
- 同じ版でも、生成りの布にインクを変えて刷るだけでこんなに印象が変わります。贅沢なストールです。
- お着物のお客さまが来られるとギャラリーが華やぎました。ありがとうございました。
2015-03-17 | Posted in 展示風景 | Comments Closed