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(終了)ReadingBugs「読みすぎ人へ」展
ReadingBugs「読みすぎ人へ」展
by:矢沢直子(やざわなおこ)
2013年10月31日(木)~11月10日(日)
12:00-19:00 (金・土 20:00) 最終日17:00 休廊/11月5日・6日
読書が大好きな人のことを本の虫と言いますが、 ReadingBugsは本を読むのが大好きで、ほんとうに本の虫になってしまった というキャラクターです。本の虫と呼ばれているあなた、ご注意ください。
本の虫が蚕室中を飛び回ります。
矢沢さんは、本屋さんや図書室の一角で「ReadingBugs(本の虫)」の世界を展示して活動されています。
毎年恒例の船橋アンデルセン公園内の図書室での展示では広いスペースに数多くの虫たちが飛んだり踊ったり、子どもたちのワークショップも好評です。
<人への興味を本棚から垣間見る>
本の虫というキャラクターは、何ぞや?というと、「本を読もう!」というメッセージではなく、本が好きな人たちほどそのキャラクターに自分を投影してニヤニヤしてしまうという不思議な感覚になる世界なのです。
かつての神楽坂BAR英での展示では、飯田橋という土地柄「本好きの○○さんに差し上げなきゃ!」「本棚に飾りたい」という紳士達に何匹かお持ち帰りされました(紳士のみ・・)。
大人の読書好きにそれぞれの分身の「本の虫」を誕生させてその人の本の嗜好を虫が紹介するという「リアル本の虫」というコンテンツ、これが矢沢さんの「人と読書の関係性」を楽しむ視点なのだと思います。
好きな本やマンガを語る友人を見て、もう彼女の眼には「本の虫」に置換されてるのでしょう、ですから「リアル本の虫」はその人(虫)たちへの愛があふれていて面白いです。
▼ちなみに店主ozzyもレポートされています!
[ozzy変な虫の本棚:1]
[ozzy変な虫の本棚:2]
本の虫のキャラクターグッズも並びます。
ぜひ遊びに来てください。
<Profile:矢沢直子(やざわなおこ)より>
ReadingBugsは本を読む事が大好きで、
ほんとうに本の虫になってしまったという設定のキャラクターです。
読んでいた本が背中の羽になっています。
現在400匹ほどいますが、
もともと人なのでまったく同じのはいません……ということになってます。
わたし自身は本の虫と呼ばれるほどは読みませんが
そう呼ばれる人たちの豊富な知識にふれる事は大好きです。
そして美しい装丁やデザイン、紙の手触りや古い本の匂いなども。
書籍も電子書籍が普及してきました。
でも。
ページを繰る微かな音が物語の世界に飛び立たせてくれたことを
忘れないでいたいものです。
すいぶん長いことデジタルで仕事をしてきました。
手に触れられる物であるとか
匂いのあるものであるとか
つくづく大切な気がする今日この頃です。