BAR英

【神楽坂BAR英】2013年11月19日〜12月末 吹きガラス:角岡磨さん

蚕室店主ozzyが管理運営しております神楽坂BAR英での展示のお知らせ。
亀戸にある、お二人で運営されている吹きガラス工房「グラスルーツ」主宰のおひとりで、私にも長らく指導いただいている角岡磨さんです。

02

このティーポット、もくもくと透明な水蒸気をうかべています。
そう、これはオブジェなのです。
メタファーなどという言葉を正確に使えているかどうかわかりませんが、このなんとも奇妙で言葉で表せない問いかけを形にしているのがこの角岡さんのオブジェのシリーズ。わたしにはとても何かを暗喩しているように見えてしばらく佇んでしまいます。

手に触れられないもの、形のないもの、時間の逆行、止まった時間、内包している問いがとても単純な形、身の回りにあるものでわかりやすくガラスでかたちづくられています。

そう、勝手に脳が暗号を受け取って一人で回答を探してるんです、これは様々なアートに接したときに脳が発する快癒状態。何をアートと捉えるかは、ひとそれぞれですが私はこれら角岡さんの作品をクラフトでなくアート脳で鑑賞しています。
無意識に問いかけられ、無意識に受け取り、何かを探します。

そして、何よりも形やモチーフが「やさしい」ことが素敵だなと思っています。
アートと思わず、かわいいオブジェとして部屋に飾るにも、美しさやわかりやすさ、とても大事です、とても絶妙なバランスのシリーズだと思っています。


★いずれも販売しております!スタッフにお声かけください(2013年12月の営業まで展示しています)

■グラスルーツ(吹きガラス工房:生徒募集中!)
http://www.glassroots.co.jp/

■bar「英-ei-」新宿区神楽坂3-2-31-2F
TEL / 03-3260-5982 20:00pm~2:00am 定休日 / 日曜・祝日
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13104645/

2013-11-21 | Posted in BAR英Comments Closed