展示風景
紙の文様に迷い込む・・。杉山啓子個展「紙の庭」
楽しみにしていた壁面を使ってのインスタレーション「紙の庭」がいよいよ明日から開催です。
本日は、NHKのお昼の情報番組に蚕室のある骨董通りが取り上げられて生放送されるなど、普段は静かな住宅街にざわめきがある一日でした。
蚕室の壁いっぱいに、しっとりとした和紙でできた植物の世界が広がりました。
エッチングの繊細さとスケール感が絶妙なバランスを生んでいます。
ギャラリーの空間を存分に生かしていただき、またウインドウにも配置して、
奥行きのある世界になりました。
森の中に迷い込んだ気持ちにもなりますし、
ファブリックデザインの中に入り込んだような錯覚にも襲われます。
身体のスケールと文様のバランス感覚をぜひギャラリーで楽しんでください。
この和紙のパーツは花や茎、葉っぱなどひとつひとつ分かれており、バリエーションで作られています。
その空間ごとに杉山さんが考え構成していきます。
いずれもパーツごとに販売しておりますので、ご自宅の壁や襖などに貼り楽しむことが可能です。
フレームから飛び出した作品を「移動できるアート(壁紙)」として組み合わせられますので、
お気軽にご相談ください。
<搬入風景をご覧ください>
杉山啓子個展 「紙の庭」
2014年4月29日(火)~5月11日(日)(開催中休廊5月5日,6日)
よろしくお願いいたします!
2014-04-28 | Posted in 展示風景 | Comments Closed