BAR英

【神楽坂BAR英】2013年10月21日〜10月19日 陶芸:江口智己さん

10月21日より神楽坂BAR英での展示スペースの入れ替えとなりました。
千葉県富津市の陶芸家の江口知己さんです。

江口さんとは武蔵野美大の陶芸サークル窯工部からの友人です。
大学を離れてから瀬戸窯元「霞仙陶苑」に入社し技術を磨いた後に独立されています。
大きな窯元で仕事をされたからこその技術や伝統のバリエーションを持ち、その意識の中で作陶を続けているそうなのですが、伝統をそのまま再現するのではなく現代のライフスタイルや嗜好にあわせた器になるように、試行錯誤し制作をされているそうです。

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力まない、ゆったりとしたカタチや絵付けに、土器感や女性的なおおらかさも感じます。
(江口さんは男性です)
我が家には多分本人も覚えていない大皿や、小鉢や飯椀に至るまで長~く使われています。
わたしとしはその力まないところがとても好きで、織部柄を現代風にドローイングした柄の飯椀を現在も愛用中です。


BAR英での展示では、今回赤絵の上絵作品を初出品いただきました!
女性の好きな箱ものや小物を中心に、テーマを絞っていただきとても展示にリズム感があります。
ぜひ蓋をあけて、その中の柄や中に入れるものを想像してみていただきたいです。

店主おすすめは、左側のダルマのような水草柄の蓋物。
2重の蓋になっています!梅干しをいれたいー!
と思うのですが、これにたっぷり茶碗蒸しが入っていたらとてもごちそうだなあ~と思います。

※すべて販売しておりますので、店内のスタッフにお声かけください!
(搬入直後にもさっそく神楽坂芸者さんに小皿が購入されていきました。)


江口知己作蚊遣り
←ギャラリー蚕室で好評の蚊遣りは、江口さんの作品です。

■bar「英-ei-」新宿区神楽坂3-2-31-2F
TEL / 03-3260-5982 20:00pm~2:00am 定休日 / 日曜・祝日
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13104645/

■江口智己さんのブログ
cieloのBlog

2013-10-24 | Posted in BAR英Comments Closed